街の片隅にある丸テーブルのあるバーで チキンを肴に外国産のビールを呑んでいると ふと 「あくび」が出た。 多国籍な情緒の中薄暗い店内、若い女性店員と 隅の方で外を見つめる仕事がえりであろう 作業服の男。 何の関連付けもできやしないが、私を含め皆 …

「百年後の人類がこんな極端な暮らしをするとは思えない。」 この一言で私は「する」と確信した。 彼が「思えない」としている理由は極端だからに他ならない。 だらだらとそれを常識と受け取ればいとも簡単に人間は流されて行く。 日本における国際社会は間…

世紀からＺＥＲＯが消滅した。 未だこの場を離れる事の無い肉体にとって 恐らく最後の世紀となるだろう。 きっとこの精神を保つ事が出来ても 次の６０年代に学生運動で火炎瓶を握るだけの 力は持ち合わせてはいまい。 決して切ないわけではないが、ＺＥＲＯ…

ああ遂にこの瞬間がやってきた。 出来れば、この瞬間に遭遇したくはなかった。 ああ遂にこの御時世まで辿り着いた。 この瞬間にここに居られて良かった。 天の邪鬼とピュアな自分が交差して、 やはりここでも何かなあ やっぱりしっくり行かない。 今世紀は時…