秘密

映画「秘密」の楽日に行って来ました。
列の先頭で、見渡す限り広末フリークばかりでした。
想像通り最悪の事態でした。
本作を独りで見に行くのはやはりその危険がはらんでいるのです。
なるほど後ろにいる女の子の集団やカップル達、そして無理矢理券かわされた企業の人びと。
彼らの目には筆者も広末マニアに映るわけで、こうなりゃ演じてやれ！
そう俺は広末マニアを演じ、劇場へ。
ど真ん中に陣取るというマニアらしからぬ行動を起こしたわけです。
（その日限定の仲間（広末マニア？）たちは端でにやにやするようです。）
とにもかくにも、ＣＭが始まり、睡魔に耐えられず爆睡。
起きたら丁度大杉連さんが居眠りしてるシーンでした。いやあ連さん素晴らしい。

「夫婦はセックスしないで大丈夫か！」

というのが主題なのかな？

大杉さんが居眠り運転したバスが事故を起こして、そこに乗り合わせた母娘。
母の肉体、娘の精神は共に死を遂げ、娘の肉体に母の精神が注入された人間だけが残る。
旦那とその人間との夫婦としての生活を綴ったという内容。

「広末」という偶像を生かした形の作品で
「広末」の純粋無垢なところと駄目大学生なところと、がうまいぐわいに融合していました。
間違いなく「広末」の映画でした。少なからず筆者の目にはそう映ったのであります。
印象的なのは「広末」の
「口でしてあげよっか」
に対し小林薫さんの
「もなみ（広末。つまり娘）の顔でそんなことゆうな」
という返答。
ドキドキニヤニヤしてたのでありましょう。
すっかり変なファンとして君臨したのであります。
http://www.sankei.co.jp/mov/int/99/1013hirosueryoko.html