第壱回(ウィルスダストカルテ 「膿」  2002.05.06.VOL.11より)

▽豌豆様より問い
「恥じらいとは何なんでしょうか?」

痲酔が恥じらいなどというものと旨くつきあえていたり、もしくは理解できていたならば
きっとこうはなっていないのです。恥じらいは恐らくありませんが、恥じらいを捨てるこ
とでやや羞恥心との付き合いに役立っているような気もします。
恥じらいを捨てることで罪悪感を持ち、それに恍惚し、まあその辺を粋という言葉で誤魔
化しているところは否めませんがね。

▽オリ姉様より問い
「なにがしたいんですか?もしくはなにがしたくなくなったんですか?」

別に何もしたくもならないし、したくなくもない。やれることをやってるだけだね。やれ
ないことはやらない。したくなくなることはないよ。そんなあんばいだね。死にたいね。
あえて言えば。でも自決は厭だからってのがまあ生きてる理由。何故か死んでないと思っ
てたけど。死ぬまでにやることっていうか、まだ死ぬほどなにもしてないってわけでしょ
うな。未熟者だって事ですな。