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今日は旅行に行ってきました。
壮大かつ様々な港から港へ
散策の旅。
その巨大な球形の建造物の前で
煙草をふかすところから全ては始まった
路上で繰り広げられる大道芸も
季節柄クリスマス一色に染め上げられる中
おにぎりなんかを頬張ってるおいら。
大道芸も一風変わっていて、
この街の紹介も兼ねているようだ。
矢切の渡しにでも来ているかのように
小舟に船頭と共に乗り込み情緒を味わう。
一寸歩くと小粋な劇場があり
フット立ち寄る。この気軽さを
もっと生活に取り入れられれば
もっと楽しくなるのにな。
そこを抜けるとやや近未来的とも
取れる建物達。都市部のようだ
やや不思議な気分に襲われる
アイスクリームなんぞ買って
ハイカラ気分で浮き浮き気分。
浮かれるおいらを後目に
街はやや郊外に変貌を遂げ、
やがては王の宮殿かなにかか?
そんな情緒に変化する。
広大な湖。豪華客船の向こうには
ひたすら水平線。海もこうしてみうけると
なかなか壮大なスケールで描かれるモノだ。
ランチはトルティーヤ、
ヂナーはこじんまりとパスタで、舌鼓を打つ。
すっかり夜も更け、宿舎から
暖かい光が柔らかくともり始める。
水の都は今日も眠っていく。
それにしても人が多い。
港町は寂れたイメージがあるが
ここはとんでもない人ばかり。
常日頃変わり者呼ばわりされてる筆者も
ちょっと異常な空気に包まれたこの空間に
やや疲れを感じている。
この町ではとかくクリスマスが重要な
行事と見えて、
毎日がお祭り騒ぎのようだ。
何やらここのスターを模倣したような
装着物を身に纏っているものが
多く見受けられるのもそのせいだろう。
これが本当にあの邦人かね
と思うのも無理はない。
おいらは
随所に見られる小さな円形二つと
大きな円形一つを組み合わせたような
マークがおいらを混沌の渦へと
しずめられ無い内に
この地を後にしたのだった