謝謝

俺とお前はきっと何もかも違う。国籍ぐらいしか接点もない。
でもきっと何処かで繋がっているし、きっとこれを読むこともあるだろう。
今日もお前は西の空の下叫んだり暴れたりしているだろう。
今日の俺は背広を着込んで、頭下げたりしていた。
だけど、俺は今日も何処かで暴れていたし、暴れているお前を思い浮かべては
負けず嫌いな自分を内心喜んでいたよ。
受け入れられないとか、そんなことはきっとどうだっていいのかもしれないね。
許してくれるのはきっと嬉しいことなんだ。
頑張ったり、無理したりはしないけど、やりたいことをやる。
それだけのこと。それは同じ。ずっとそれは変わらない。
それが変わらないから、ずっと情緒は不安定かもしれない。
だけど、そうあるべきだし、そうでしかいられないし。
最近「NANA」という少女漫画を読んだ。だから何ってこともないけど、読んだ。
そしたら、関係ないけど、お前を思いだした。何となく切なくなるほどに。
ここからいなくなったお前を俺はずっと思い浮かべるし、
その内不意打ちで偵察に行くよ。
きっとこれからお前は変わってしまうだろうけど、
何を選んでも俺はお前を信じてるだろうと思うよ。
お前が暴れれば、きっと全ては解決するんだ。
大人になって、暴れられなくなっても、
きっと心の何処かは暴れてるんだと俺はずっと信じている。
タブーなんかはないんだ。生きていけば其れが正解なんだ。
そう信じている。
生きるのは辛いよ。でも生きていくことが正解なんだろうと思う。
最後に一言ありがとう。そしてこれからもよろしく。
俺はとりあえずしばらくここにいるよ。
この歯の写真を握りしめて