あゝ! 一軒家プロレス

私はAV好きである。勿論アダルトビデオのことであるよ。SODのは特に好きである。
SODとはソフトオンデマンドさんのことですよ。勿論。
かといって、エーブイを見て性的欲求を駆り立てられるかといえばちと違う。
最近のエーブイ女優はおっさんに年齢が近づいたせいなのか、なんなのか、
TVをあんまり見ないせいもあるだろうけど、アイドルと区分けが出来ない。
単純に可愛い、綺麗と感じられる女性が多く見られる。
更に私には区分けできかねる女優があんなことをするんだから、そりゃ見る。
江戸の御世ではメディアの中心が吉原であったと聞く。
だけども、きっと庶民は吉原なんぞに行くのは大変だった。
勿論金銭的、経済的な理由によるものであろう。
しかし、吉原の花魁を見ることすらままならない庶民は美人画を通じ、
その存在を知る。この世のものとは思えない美しさに触れようとしたのだと
勝手に思っている。
それとおんなじなのである。私にとって美人画が現代ではビデオになっているし、
江戸庶民が妄想であんなことやらこんなことやらと思っていたものが
映像化され、その必要もなくなった。
春画ってのが後年出てきたが、春画では満足せず、どんどん進化したのであると
勝手気ままに思っているし、妄想の範囲が狭い方が楽チンだ。
妄想やら想像やらはもうちっと別の処で使わないと私如きは無理難題なのだ。
エロチシズムってのは秘め事の作業だ。
「あんなものは見るものじゃない、するもんだ」
ってことはちゃんとした大人ならみんな知っている。
しかしどんどん“開け事”化していく昨今。開け事ならそれはそれでいいけど
私には秘め事がエロチシズムであるから、エーブイに性的欲求は感じにくい。
単純に何も考えずに、見て楽しい。それだけを望んでいる。
綺麗な女の子が演じているのをみるだけでいい。
しかも、その内容が肉体や性的な行為を中心にしているんだ。楽しいに決まっている。
てなもんだ。
スポーツを見てるのとおんなじかもしれない。
自分は出来ないどころか、なかなか観れないモノを見るってことだ。
いつも観れるモノだったら見ない。観れないから見るのだろう。
「妄想の範囲が狭い方が楽チンだ。」
と書いたが、妄想の範囲が広いと私はエロスを感じるのかもしれない。
でも、不精だから、手っ取り早く見る方向に走り、エーブイとなる。
だけど、エーブイじゃたたないと来たら、仕方なく・・・
ならば娯楽でいいじゃないか。
人間の欲望を形にしたモノがつまり娯楽なんだろう?
性欲を娯楽化したエーブイは楽しい。ストレートだ。
心情的には異なったことだけど、結局欲望って、愛ってことだろう?
愛をエンタメ化するに辺り、ラブストーリーやラブソングという
心情的に衛生的な形式と、
ストレートに性描写するだけの違いてなもんだ。
さて、
公開が一年遅れた噂の大枚はたいた自主制作映画が公開された。
私はプロレスファンだから、まあすぐに見に行かなくてはってなものだ。
感想なんてない。痛快の一言。ストーリーなんてどうだっていい。
楽しければいい。楽しめなかった人は残念ってこと。
それについてあーやこーや書くことも可能だけども、
そうやって、あーやこーや書く事自体が既に下だろうし、
書いたって判るわけがない。解るなんていうのはそもそも妄想だ。
生理的にどうこうでいいんじゃないの?そう決めた。
自分でもよく分からない。解らないことについて色々考えたってしょうがない。
「でも考えてしまうじゃないか」
ってことは考えればいいよね。でも考えたってしょうがないこともあるし、
別段私にとって考えなくたって良いやってジャンルのことであるから
辞めることにしている。他にも考えることもあるし。
写真は何の関係もないです。
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