般若心経 at 2002 10/20 21:34 編集

愛車でハイウェイを飛ばす
かつて栄えた港町は
単なる観光名所に形態を変え
寂れた今でも俺様を包み込むように
迎えてくれる。
女郎や老舗旅館や芸者の三味線の音色は
消えても、海は列記として
そこに存在しているのだ

そこにはある女の墓がある。
俺様にとって大事な女だ。
そんなゆかりもない港町にある。
もう一年が過ぎた。