12/18ダイレクトアンプライブ

人間に「たられば」はないんだけど「もしも」と考えるときがある。
もしも自分がこんな人間だったらとか
もしそんな状況だったら、もしこんな仕事をしていたら、もしこんな人と出会っていたら
・・・
ライブハウスや劇場というのは日常生活からはわりとかけ離れた異空間だと言える
その異空間を様々な色に染め上げ、自分の「もしも」提供してくれるのが表現者だったり
するの
かもしれない。その過程に基づくと
ジョニー氏が参加している「ダイレクトアンプ」のパフォーマンスに包まれていると
世界中のあらゆる路地裏を一気に感じられる。
何処かという特定の位置を持たないある決まった路地裏。
路地裏の向こうに何があるかとは別問題にその路地裏は一筋の木漏れ日とともに存在して
いて、
独りで
孤独感と闘うわけではなく寧ろ楽しんで
憂鬱と闘うわけでもなく寧ろ慣れ親しんで
葛藤と闘うわけでもなく寧ろため息で受け流して
その路地裏の存在意義を確認させてくれている。
そうあの木漏れ日はきっと太陽が認めてくれてる証なんだ。

会場を後にして、織姉とファミレスで談義。
天才について語り合った夜でした。