シアターキューブリックver.9 サンタクロース.com

痲酔ヤスタカ(本名)を知らない人でも
その名前、サイトなどを見てなんだかいかがわしい奴だなと
感じることだろう。
少なくも「爽やかだ」と思う人は少ないと思う。
抽象的だが痲酔ヤスタカ(本名)を識る人は勿論で殊更にであろう
実際逢うと容姿はインパクトのない普通の糞ガキだと思うらしい。
もう30歳だがね

そんなわたしが旗揚げ以来毎度よこかわさんに誘われてるとはいえ
足を運ぶ劇団と聞けば、どんな想像をするだろう。
「やばい」と俗に言う感情だろうか・・・まあいいか
ver.9というくらいだから、9回目の公演、痲酔が9回も同劇団の公演
に行ったことはない。つまり初めての経験である。
此処まで来るとファンであるね。

まずじゃあ見れる人はサイトを観てください
http://www.qublic.net/

どうですか?驚いた?別におどろかねえか。
実はシアターキューブリックと言う劇団、痲酔にはとても勿体ない程に
爽やかなのだ。いや爽やかな感じなのだ。
まあいいや

今日はクリスマスなんですね。
とんちき氏曰く
亜米利加人みたいな高血圧な人しか、メリークリスマスは云えない」
らしい(タイムカプセル2004年1月号より)
確かにメリークリスマスなんて言い切ったことがない
いやメールで書いたことはあるかね。
何しろ私はゾロアスター教徒(嘘)だし関係ないし。

さてさてシアターキューブリックver.9は
 サンタクロース.com
というクリスマスの噺・・・と爽やかに紹介するのもらしくない
気がしてきた。

シアターキューブリックという劇団、凡そ生理的に受け付けるとは
思えないのだが、いよいよ9回も見ているとなれば
それほど嫌いでは無さそうだ・・・いやいや好きなくらいだろうね
実際わたしは芝居に限らずそれほど形式に対するこだわりがない。
形式よりも内容である。
内容もストーリーとかそういうのじゃなくてね、
心理って言うか、人間の心理や人間自体が描かれていれば
だいたいオッケーだったりする。
もちろんそれは鑑賞者、お客さまという役柄のときだけ限定なのだ
自分で作る場合は形式もこだわる。

見手として形式には拘らない。人間が見えてくればそれでいい。
その場合形式が自分の生理と合わない方がより燃える
だって近いとその形式に酔いしれてしまい実の部位が見えづらい
違えば、当然其処のみを追い求める鑑賞スタイルになる。
そう言う意味でこの劇団は好きである。

明らかに形式として厭なのに、妙に惹かれるとか厭じゃないとなった
場合俄然興味が湧くのだ。様々と
そういうイレギュラーは意外と好きである。

クリスマスと一緒だ。
クリスマスは嫌いだろうね。生理的には。
いや厳密に言えばどうだっていい。
形式的に好みじゃない
だけども
みんなが受かれとるし、ケーキは食えるし、プレゼントとか
貰えるしっていうんで好きな部分もないわけじゃない。
其れと同じだ。いいとこどりだってことかもしれない