舞台中毒
そういうことを続けていけばいいと私は思う。 繋がっていけばそれでいいよ。 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/1192/
あんまり長い間書かないと、「書く」という行動についてまるで思考しなくなるため 益々書かなくなるものだなあなどと最近思っている。 そういえば私はガキの頃、作家になりたかった。 そうこうしている内に演劇を囓ったりして、やっぱり何か書きたかった。 …
「同じ劇団を毎度観る」 のが本来の演劇の楽しみ方だと私は思っている。 つまり村祭り。 こと東京を始め都市部に置いては地域単位で活動するわけではないし、家族単位もちと怪しい。 すると友人単位とかその手であろう。 友人の集団が集まり、パーティをした…
“頃は元禄十五年、極月中の四日の夜、討ち立つ時刻も丑三つの、軒の棟木に降り積もる雪の灯りが味方の松明・・・” と講談で語られ、現代でも年末のテレビドラマの定番で、映画化もされ、舞台になり、 今昔日本に於いて知らぬモノはないほどのストーリーであ…
私が静岡で劇団と呼ぶには余りにもお粗末な団体を引き連れていた頃、 殆ど常打ち会場としていた処がマビックと名付けられた静岡市視聴覚センターのホール そのホールは舞台が扇形で実に扱いづらかったが、 私はその幾何学的な会場に魅せられた。 劇団名もVEC…
予想外の雨にかなりの苦戦が強いられた。 歌舞伎町から、スペースゼロまでの間、サブナードから地下に潜り、西口へ周り 甲州街道を目指す。時刻が丁度退勤間近だったから、歩みも進みも遅い。 「傘がない」 と思ったら、ピンクの折り畳み傘が腰バックに入っ…
従兄弟でハーププレイヤーの居相毅からある誘いを受けた。 お互い落語好きであるから、会うとしばしば落語の話をして、盛り上がる。 一時期立川志らく師匠の“ピン”と名付けられた独演会に一緒に足を運んだものだった。 というわけで落語会のお誘いなんだが、…
実はガキの頃から、立川談志師匠の落語を聞き、しかもかなりのファンの癖に この日記を書き始めて一度もそのことに触れてこなかった。 年に数回“独演会”に足を運んでいても、どうも恐れ多くて書けない。 こうして書いていながら、手が震えているのがよく分か…
朝、折角静岡にいるんだから、大野と二人学食で飯を食おうと言うことになった。 大野はこちらで行われる公演の稽古に参加していて、(詳細は知らないけど) 12月まで滞在するらしい。そして今日の夕刻より稽古開始 それまでは暇とのこと。 ドリームプラザ…
毎度の事ながら、今年も海洋祭の季節だ。 劇研も12年、40回公演を数え・・・随分と続いているね。 色々と整備して、今後も永続的にとは望んでおるよ。 40回公演は「やわらかな海に」といふタイトルで、 ダニエルキイス氏の「アルジャーノンに花束を」…
数として少ないとは存じ上げるがこのブログを定期的にご覧の皆様には認識していただけると思うが、 私にとって演劇を鑑賞するという行為は非日常的な対象ではない。 初心者の方も 当ページの本文上部に位置するカテゴリーに存在する[舞台]をクリックしていた…
新宿で最終の埼京線に乗り込み、カラポロピレンと合流し、恵比寿で地下鉄日比谷線に乗り換え さあさ六本木。 昼間の六本木はしばしば行く処でも夜はちと勝手が違う。不慣れである。 しかしよくよく考えてみれば、大江戸線に乗れば良かったと早くも自戒 先が…
私は夢見心地だからか、何かに酔っているのか、 記憶が何となく常に曖昧である。 その曖昧さに頼った日記執筆とあって、読んでる人はかなり負担であろうことは何となく理解できる。 私事はさておき、いやいや私事を無くしたら一体何が残るというのか? 自問…
時折こんな私でもたまには良いこともあるなあと感じることがある。 殆どのその対象はほんの日常的な些細なことであったりする。 屑箱にゴミを投げ、見事に入ったり、其の程度である。 もう少し規模を広げると、観たい映画が面白かったり、 何のきなしに立ち…
オリンピックイヤーである。 このたびの五輪はアテネ大会で、古代五輪発祥の地であり、 都市として二度目の開催は初となる記念すべき大会である。 オリンピックや最近ではサッカーのW杯などスポーツの祭典は 余り愛国心に関心のない日本人にとってナショナ…
私はガキの頃虚弱体質で、精神薄弱であった。 それらを克服した暁には薬の副作用やら、食い過ぎやらで肥満となった。 元々運動神経に乏しかったのも手伝って、決まって「かけっこ」「徒競走」などの短距離走も マラソンもビリだったね。 良い思い出はない。 …
私には常々不思議に思っていることがある。 それは私の思い過ごしであり、私も同じように観られている可能性もある。 しかしどうもそうは感じられない。 平たく言うと、例えば私は時々調子が悪い。 いやいや時々なんぞと書いてみたが、調子がいいなんて感じ…
銀座は私の故郷に近く、ガキの頃を思い出す街である。 とはいえ何となく銀座は都会の象徴的な街であるようにも思う。 なかなか銀座のような街はない。 でも○○銀座という地方の中心的な街は存在する。 つまり銀座という称号は繁華街という冠であろう。 しかし…
こうもバタバタしてると私の如き不器用な人間は けたたましく一週間が過ぎて、この日記というか雑記というか の更新を怠る癖がつく。更に容量も少ないので 記憶が飛び飛びになり、数日前の出来事を思い出すのに 時間がかかり、またまた時間がなくなるという…
横浜のSTspotという劇場は好きな場所である。 何と言ったらよいか、繁華街にある劇場よりも オフィス街や住宅街に入り込んでいる場所が好きなのである。 駅ギャラリーの方が美術館よりも好きなと同じだ。 日常的な風景からふと路地を入ると異空間へと誘われ…
何だかトップスは好きな喫茶店だけど、最近あんまり足を運んでない。 で、まあ上階の劇場というと観劇の記憶すら殆どない。 パルテノンナコが出演するというので、 最近芝居をよく観てるからあんまり気乗りはしなかったが 加納先生も行くというのでまあ行っ…
というわけで新宿へ移動。 これまた二人で旗揚げ以来足を運んでいるシアターキューブリック この度10回目の公演だから5年も見つづけているのか・・・ しかもこのたびの作品は再演である。 前回つまり再演になる前、初演の時よこかわさん大絶賛であった本…
先日ラジオの放送大学で 「アメリカは論理的な文章構成でないと受け入れられにくい」 と言っていた。昨今は日本でもそんな雰囲気だ。 でも「論より証拠」という位だから別にアメリカさんがどうであろうと 日本はやはり生理のがいいのではないか?と思ってし…
最近気がついたが私はどうも記憶力が悪い。 「業が深いから直ぐに忘れないと保たないのだ」 と嘗て知人に言われたが、そうかもしれない。 「忘れてしまうくらいだから大した思い入れもないのだ」 とこれまた誰かに言われたが、これはそうでもない。 単にいい…
さて我が劇研も早いもので13年目の春を迎えた。 公演数も39回となり、所帯が狭い割には数の上ではまあまあか。 いよいよ秋には40回を迎える。 もう卒業してからだいぶ歳月は過ぎているのに 今年はどれくらい入るのか新人がと例年の通り思う。 殆ど病気…
今日はわたしの大学時代の同級生げんくんの誕生日だ。 彼はついに八歳。早いものである。するっていと常人の80歳が成人式とくる。おめでとう。 さてこの度の来静最大の催し我が東海大学海洋学部演劇研究会も 卒業シーズンを迎え卒業公演と相成った。 わた…
タイムカプセル(http://www001.upp.so-net.ne.jp/yoko/)の 相方よこかわ氏からのお誘いで桜月流美剣道という剣術の舞台を初めて拝見した。 剣術と言っても“舞い”である 場所は近所の亀有リリオホールである。 この度の公演は欧州ツアー帰り、プレス向けのプ…
以前から占い師の加納先生に誘われていたが直前まで行けそうになかった。 最近芝居漬けだ。今月だけで4本かあ 昨年末から考えるとここ三ヶ月10本以上観てるよ そんなに芝居好きだったっけ? 我らがパルテノンナコは美人女教師役で、美しくはなかったが綺…
なんだか毎日こんなに色々見れて東京という街は幸せな処だな。 わたしの生まれ故郷ではあるけれど、それにしても娯楽やら芸術やら 事欠かない。凄いね。 しかも寄席や歌舞伎座などの芝居小屋規模までがわたしは好きだし、 何となく日本人に合ってるように感…
さて続き。 最愛の息子を亡くした科学者とそのことで深く心に傷を負ってしまったその妻。 科学者憂い、かつてよりの研究テーマであった人型ロボットを完成させる。 息子の変わりと言ってはなんだがといった感じであろうか。 しかしそのロボット、あまりの精…