CASSHERN

１０代の頃
「お前の話は鬱陶しいね。頭でっかちで、理想論ばっかりだ。」
と屡々言われた。勿論それらが真面目と捉えられ、喜ばれたりもした。
まあガキなんだから当たり前だが、今は少々反省している。
その反省の中身はズバリ内容に関してではない。間違ったことは言ってないと自負している。
つまり形式。表現手法が間違っていたとの反省。未だろくに改善されたとは言い難い。
反省はしているものの、「間違ってない」と思っているし、表現手法に関しても否定的には捉えては居ない。
ただ人間は感情の生き物だから、杓子定規では無理だし、そのまんま言っても伝わらない。
それどころか、その表現者も客も人間だから始末に悪い。受け手もやり手も感情がある。
即解決するわけじゃないから、何度も同じ事を言うなってことだったろう。時間が解決することだって沢山ある。
だからまあ当たり前のことだけど、色々試してみようってことだ。
さてCASSHERN。
「フレンダーは飛ばないの？」
ということがまず第一。フレンダーが飛ばないキャシャーンはちと。
映像が美しかったが、長いことあれを見させられるのは疲れるなってのはあるな。
ぐらいか。
ただ己、つまり私の基準で思うのは、ちげえねえってことだ。
人間は誉めあうべきだろうなってこと。
それだけー