患者からの質問に…痲酔が回答!(ウィルスダスト処方箋 「膿」 ============ 2002.05.15.VOL.12より)

☆質問内容:
基本的には私も特定の団体を支持するでもなく全団体を満遍なくチェックしているのですが、
こないだの蝶野・三沢戦については、明かに蝶野を判官贔屓しておりました。
・・・で、案の定、三沢の手のひらで踊らされるような内容になってしまい、憤っております。
況して、本当の潰し合いをやったら、蝶野が完敗していたのは誰の目にも明かと思われます。

痲酔さんの目から見て、あの試合は本当に名勝負だったのでしょうか?

☆痲酔なりの回答:
  何とも粋な試合。もうあのレベルだとおいらは救われましたね
  勝ち負けとかとは別の次元の試合だったなと思います。
  だからまあ痲酔はかなり好きな試合でしたね。
  インサイドワーク勝負というか
  だけど本音を言えば、
  あの二人は噛み合わないかもしれないですね
  蝶野はねちっこいインサイドワークが手の内、対する三沢選手は
  打たれて打たれて最後に立ち上がり、必殺技を出す・・・
  そういえば猪木さんをもっと洗練した感じかもしれませんな。
  ただ二人の目一杯の謎かけとロープを外した蝶野選手の本気が
  旨く噛み合っていればかなり最高だったなとは思いますね。
  でも良い近代のプロレスの試合だったとは思いました。

☆質問:
生死の境の門だというのに気付かない害霧鐘職員の親の顔が見てみたいです。
私は日本人でよかったのでしょうか?

痲酔なりの回答:
  実に日本人らしい事件だと思いましたね。まあ仕方がないですね。そこいら辺は
  まあ楽させてもらってるので楽だなあといった感じでしょうか。
  おいらなんかが気になってるのは
  狂牛病を今回出しちゃった業者に國から下りた援助金が20万円程度で
  害霧鐘職員の退職金が約一億円・・・という報道を見ました。
  そりゃ害霧鐘職員はお國のために今まで労働してきたんだし、
  業者は民間企業だから仕方ないけども、この差は一体?
  そう言う部分だけでみたら確かに日本人に産まれて不快感を持つかも知れませんが
  日本政府に甘えてる別の局面も存在するわけですから
  それはもうしょうがないんでしょうね。って非常に現代っ子的やる気ない発言ですけども。
  平和ボケ国家の一員として存在する以上、調子に乗って言わせてもらうと
  アフガンの暫定政府は残念ですね。タリバンのが良かったんじゃないですかね?
  タリバンは酷いように言われてるけど、あれはあれで正義だったと思うのですよね。
  今の暫定政府は平和という隠れ蓑に入り、特に誰も望んでない現場を知らない
  (おいらもしらねえけど)人間同志が顔色伺いあってやってる感じがしません?
  結局害霧鐘職員も一緒。顔色伺ってネガティブな気配りあいで何も産み出さないってこと。
  日本人うんぬんより、個々がそういう意識をちゃんともってればいいんでしょうけど。
  そういうのを適当にしておくってのもまた許される國にいるってことは幸せなんじゃねえかな?