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大學の劇研の後輩の大野君が研修生で在籍してる花組芝居の「百鬼夜行抄」の公演にとんちきくんと男爵いもくんと行ってきました。銀座博品館劇場とということで実に乙なものでございました。お客さんも9割ぐらい女性の方でど真ん中で肩身の狭い思いをしながら、クスクスと微妙に後半は笑いました。この度の御芝居は漫画が原作と言うこともあってか、とても見やすい肩に力を入れなくてすむ、気楽なもので、御芝居を見たという重さも感じられず、たまにはこういうのもいいかなとか思いましたが、毎日がまつり騒ぎの処遇なので、いやはや困ったと自己反省の日々で御座います。終了後は銀座界隈を散策し、所謂「ぎんぶら」と言う奴ですが情緒よりの寒さが一際きわだち、過酷な感じの中、
見えた一筋の光が所謂純喫茶でした。カフェ全盛の中で痲酔はあくまで談話室滝沢もしくはルノアール派をもっと言えば膝までの高さしか無いテーブル派なんだと豪語してる日々に祝福をもたらすかのような純喫茶という響きぐっときました。実に奥ゆかしく今日も暮れながら、車の止まっている築地魚市場に消えていくのでありました。