Dolls

Dolls [ドールズ] [DVD]
筆者の心の中にも「あいつ」は潜んでいる。
というよりも大々的に原動力となっているといった方が近いかもしれない。
筆者は「あいつ」のことを罪悪感と呼んでいますが、
本編では愛と呼んでいました。

筆者が高校生の頃、第三舞台という劇団の芝居を見ました
第三舞台の芝居では、愛と暴力は違う。
罪悪感や情けと愛を混同するのは愛に失礼だと語られていました。

しかし
本編で愛は究極の暴力だ的な匂いを放っていました。
実は全て同じ事を表現したいだけなのかも知れません。
表現方法や言葉は違っていてもそれは。

愛が何かを壊すこともあり
罪悪感に癒されることもあり
暴力によって産み出されるモノも確かに存在するのだろうと思うのです。
勿論上記三つだけではないでしょう。
夢も例に漏れないかもしれません。

勿論
違うかも知れません。
ただ表現方法や、見た目など
そういった偏見で受け入れがたくなっているものというのが
人間なのかもしれないのだと、
だから人間たり獲るのかとも思うのです。
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