時計仕掛けのオレンジ

時計じかけのオレンジ [DVD]
時計仕掛けのオレンジは悪趣味だ。確かに。
それは正当な評価かも知れない。
キューブリック監督はどうも芸術という隠れ蓑に籠もった半端な監督だと思う。
それも正当な評価かも知れない。
この映画は最早古くさいが、当時は時代の魁で、半端無い映画だ。
重ね重ね正当な評価なのであろう。

ではこのさえ筆者はその辺のところを無視することにしようと思う。
つまり純然たる筆者の個人的な事「私の好きな時計仕掛けのオレンジ」である。

ズバリ結論から言うと すっきりするのである。
あのお洒落な背景、衣装その他。ストーリーは確かに古くさく斬新とは言えない。
でもあのエンディング。

キューブリックは大好きだけど、時計だけはね。」

という人が居た。申し訳ないけど、他の話しにしてくれたまえ。
だって筆者は大好きなんだ。このことを論議するつもりもないし、理解しようと言う気もない。
ただただ痛快だし、気持ちいい。
上記した評価なんて、気にならないはず、だって気持ちいいんだからさ。
ってなもんである。観ると体の調子が良くなるのだから。