2月7日(金)

うわ!サイトリニューアル!
何か今回はよくリニューアルしてます。
1999年の十月にガイアックスに
立ち上げてから、
だいたい年に一回やそこらしかしてなかったんです
けど、
ここ半年に三回目。
落ち着きがないというか
飽きっぽいというか
まあ30を前に浮き足立ってるんでしょうか?
「昨日のネオトーキョー!ネオトキヲにすれば良かった・・・」
などと反省の連続です。反省するって凹むけど
気分がいいですね。酔えるから。
酔えるって幸せだなあ。

さて今日の江戸ゲノム、
痲酔ヤスタカ公式サイトVIRUSDUST.JPについて。
そもそも
この「VIRUSDUST」(以下VD)
って何かと言いますと、
遡ること8年ほど前
大學4年生の痲酔は東海大学海洋学部演劇研究会
(以下劇研と記す)
ってとこの二年つとめた会長さんから
解任されはれて引退したのです。
その時まあ劇研も黎明期でしたので
いまいち方向性が見いだせてなかったし
みんな何も解らず闇雲でしたから
どうも思ったものが作れなかったので
個人レーベルとして
「Theater Vector」(以下TV)
なるものを作りました。
このTV、一年間活動しましたが
その間に4本公演を打ちまして
一本がプロデュースのみでしたので
実質痲酔作・演出で3本。
旗揚げの「Between...」で、
いきなりその間を表現。
間?困惑されました勿論(涙)
だって、それもその筈
「何と何の間」
の何と何を説明されないまま間だけ表現されたら
そりゃ何だか解らない。
でも、痲酔としてはその間の方が当時ぐっと
来ていまして、仕方が無かったのです
(言い訳です)
じゃあ2回、4回は「何と何」を
やってやろうじゃねえのってことで
2回公演「Virus」
4回公演「背徳に見られる麗しき漆黒について」
という作品を公演!
ついに出てきましたね。長い前置きでしたが
実質的にこの時初めて世間様に
Virusという言葉を表現したのです。

Virusという作品は
30分モノで、
4人で公演を打ったしんどいものでした。
内容は高校生の頃読んだ
サミュエルベケットさんの表した
「ゴドーをまちながら」をモチーフにして。

何だか解らないがそこに佇む男独り
自分は一体何者なのかわからない。
名前も忘れてしまったし、何をしてるのかも
そこに頼みもしないのに
もう独り男がやってくる。
二人は何かを待っている。
その間暇だから色んな事する。
所謂記憶の捏造プレイです。
おいらもしかしたら医者だったんじゃねえか?
患者だったんじゃねえか?
いや教師だった。こんな生徒だったっけ?
後から来た男は
先に立っていた男の薦めで
煙草を吸う。そりゃヘビーに。
やがて薦めた男は辞めるように促すように
なるまで・・・
その煙草にはタバコモザイクウィルスの亜種
という病原体が含まれおり
やがて後から来た男は命を落とす
終末に向かっていくダンスを続けながら、
待っていたモノがその瞬間にやってくる。
待っていたモノは神か仏か幻か
いや、ウィルス?

なんて内容だったのですが、
これ実は痲酔の脳味噌にあるものあるがまま
出してみたのです。

で、色々その後このVirusと言う作品は
その後立ち上げた「Vector Mania」という
劇団の旗揚げで、「Viruschecker」と進化
解散公演で「Vectorψ」と
拡大リニューアルされて公演をしました。

で、個人サイトを立ち上げる運びと
なったんですけど、
どうも巷にVirusと言う言葉がIT何かの
あおりとかでごろごろしてる言葉となったので
ぐっと来なくなってまして、
じゃあ次に自分の事何て言おうかなって
ずっと考えたあげくに
たまたま見付けたのが「塵」。
浮浪者だった当時のおいらは
どうも塵に愛着があったし、
自分に反映させていたのかも知れません。
塵って不思議なんですが
さっきまで塵じゃなかったモノが
急に人間の意識の中で切り替わった瞬間に
塵になるんです。
例えば
痲酔ヤスタカに期待してくれてた人が
期待に応えられないと
もう何かが切り替わってる。
よくあることですが人間の認識によって
だいぶニュアンスが変わってくることに
非常に当時神経質になっていたのですな。
たぶん。
まあウィルスもワクチンと優遇される
こともあるわけですから。
というわけで
VIRUSとDUSTBOXと。
じゃあ・・・ってな具合で、
駄目な病原体ってのはいいんじゃないかと。

ちなみに現在のトップ頁の画像は
「背徳に見られる麗しき漆黒について」の
ポスターです。

まあ全然江戸と関係ないかなって思いますが、
まあその内接点が出てくると思います。

まあどうでもいいんですけども