3月4日(火)

春一番が吹き荒れて、弁当売りが常備してるパラソルが吹っ飛んで壊れる事態に
相成ったわけですけど、このパラソルというものが厄介で夏場しか販売されていない。
まあ仕方がないんですけどまじで困った。

そんな春一番というものはその名もズバリ初春の訪れを告げる風。
細かい気象的条件は自然科学を専攻した痲酔でも
覚えられるはずもないので、毎年天気の番組で能書きを聞くたびに納得。
次の日に忘れる始末でほんとに用のないところで
脳細胞を活発化させない典型的な状態を露呈してしまうのです。
というわけで春が来たのだなと短絡的に捉え、
「夕方から暴風雨です」
なんて声には耳を傾けなかった愚かな男は
前日までの
肌着二枚重ねに、長袖Tシャツ、セーター来て
カッターシャツの上にコートという出で立ちから
うって変わって、
TシャツにYシャツセーターのみという春の装いという何とも舐めた格好で
街を練り歩くのでありました。
確かに暖かくなりました。
でもまあ世間様の冷たい視線は当然のことで、
みんな当然傘持ったり、まだまだコートは手放させないよねってな具合な分けですよ。
おいらだけですね。こんななめた了見なのは。
実際、最寄りの駅から自宅までは夜も11時をまわり、寒い寒い。小雨交じりだし。

そんな愚かなおいらは今日も昨日に引き続き映画を見に行きました。
今日は名前からしてただ者じゃないギャスパーノエ監督の「アレックス」
痲酔はそんな愚か者ですから、色んな言い訳とか擦るわけです。
今日は体調が悪かったから、一緒に行った人がおいらより楽しんでたから、
寒かったから熱かったから、
色んな事言って、自分が楽しめなかった言い訳をする。
しかも、
もともとクラスの隅の方で、クラスの中心的な人々の
揚げ足を取って、あーだこーだ言って楽しんだりしちゃうたちなので、
映画もそんな感じで見てる。
「殺し屋1」では憂斬と会場中に響き渡る大声で爆笑したり、
「ハリーぽったーシリーズ」(見に行ってないけど)なんかネタで見に行こうかな
おいらがハリーポッターとか見たら笑えるでしょ?とか
そんな彎曲した感じなのですな。

「恋愛論に長けた奴は恋愛経験の浅い奴だ」
みたいな感じで映画を見てるんですな。
で、今日もそんなんで見てたわけですけど、
これがまた凄いんだ。結局呑まれちゃって
隅から文句言ったり出来なくなってる。
色んな言い訳とか全部飛び越えちゃってる。
凄いなあ。

もろに今日は愚者の河原乞食と
賢者のくっきりとした違いが出ましたな。
(当たり前だ)
いやあ愚か者ってほんとにいいですよね。
おいらほんとに自分の情けなさに今日も酔いしれることが出来ました。

それが言いたかっただけだろって?
まあまあ、いいじゃないですか。

どうでもいいんですから。