格闘技イベント

わたしはガキのじぶんからプロレスファンだ。
物心ついた頃にはもうBIを見ていた
ガキの頃は周囲からのプロレスに対する揶揄に深く傷ついた時期もあった。
具体的には八百長なんだろ?といった種のからかいである。
しかし生まれて30年半遂にというか、やっというか
プロレスではないけども、プロレスラーが中心となった格闘技イベントが
日本という長い歴史の國の大晦日という特別な日の
TVという本国が誇る・・・いや世界が誇る最大のメディアと言う名の寄席の
ゴールデンタイムという裏は準国営放送の愛国心の巣窟の様な番組プログラムの
プライムタイムに放送される時代となった。
しかも今年は3年目という年月を重ね、更には民放中央キー局5局の内
3局同時放映。何とも凄い時代が来た。
「火事と喧嘩は江戸の華」
とは申せど、日本人は本来農耕にて生業を営んできた人種。
そのナショナリズムは現代にも続いているだろうに、
よもや格闘技が日本を席巻するなど、つい最近までは考えられなかった
さてガキの頃からのプロレスファンだったわたしがこの歴史的な一日に
静岡は浜松にてのんびりしていた。
つい帰りそびれた。もう昼時である
今から新幹線で飛ばして帰っても、わたしのことだ道草なんぞして
夕刻より放送開始の「PRIDE男祭り」にはとうてい間に合わない。
じゃあまあいいか、といつものが始まる。
一応帰り支度を整え、JR浜松駅に向かったモノの
やはり引き返してきたわたしはさてはて、格闘技モードになってしまった。
意志薄弱というか、弁解の鬼というか・・・