水性音楽 『ガラスカッター』/高円寺・明石スタジオ

以前から占い師の加納先生に誘われていたが直前まで行けそうになかった。
最近芝居漬けだ。今月だけで4本かあ
昨年末から考えるとここ三ヶ月10本以上観てるよ
そんなに芝居好きだったっけ?
我らがパルテノンナコは美人女教師役で、美しくはなかったが綺麗であった。
さて芝居
学校物だ
舞台の中で日本は世界の植民地と化している。
つまり現在の中東諸国に近い状況になっている。
バブル崩壊後、海外のあらゆる物、多国籍軍に日本は乗っ取られ
戦中にあるという。
9/11もこの芝居の中では日本人テロが巻き起こした事件
しかも高校生が起こしたと言うことになっており
日本こしき床しい伝統的な“日本教”における教育は撤廃された。
だがそこに悠然と立ち向かい何故だかどういうわけだか
このヨモギ高校だけは従来の教育システムを続けることが出来た
とそんな設定で物語は始まる。
主人公は三人の女子高生で、
一人は女教師の妹でタレントを目指している
一人は母親、花嫁に憧れ、もう一人は歯科医を目指しているという
この歯科医を目指す女子高生が人間の中身について大変興味があり
ならばこのご時世死体なんぞ戦中だし、ゴロゴロしてるから
いっそ解剖なんかしちまえと他の二人にうち明ける
やってしまえやってしまえの大はしゃぎで
早速手をつけるも、なんと死体だと思って
切り刻んだ人間は実は生きていた。
これは殺人である。殺人という罪に苛まれるまま
明くる日学校へと向かう。
そんなこんなでいろいろばたばたとあり
遂にヨモギ高校も陥落。多国籍軍に責められ
必死にみんなで守ろうとなる。
でもやっぱり仲間に殺人犯が居てはとなるも
結局全滅・・・いやどうだろう・・・一人生き延びる
書くとあんまりよくわからないかね?
まあそうかもしれない。
いやいやそれはわたしの文章力がないからでして・・・
すいません。
しかしこの痲酔ヤスタカ観察日記という代物
壁紙をこんな変な色にして、目がチカチカして仕方がない
とはいうが、文章の自信のなさを補うためにチカチカさせてるんだ
と開き直り・・・まあいい・・・それは関係ない・・・

わたしは絶望好きである。
厳密に言えばもちろん好きじゃない。
だけども、絶望なのに絶望じゃない振りをするほど絶望的なこともない
という気がするんだ。
どうせ絶望だったら中途半端な希望など見せずに
変な救いの手など出さずに突き落とされた方が良い場合だってある。
絶望に酔いしれ、世捨て人として陶酔し
陶酔する己を滑稽に思い、そこがやっと希望の光であって
中途半端なところで楽させられると、変なもやもやが残る
だったら最初から絶望なんていらない
最初から嘘でも良いからここは良いところですよ
と言われたい。もう愉しみまくって現実逃避しまくって死んだ方が何ほど良いか。
成長なんざあしなくともよい。
日々何も考えずに楽しく生きてれば良いとした方がスッキリする。
その苦しみを耐えるために笑いがあるとか
そういうのは己で考えるのが良い
人様が提供してくれるものとは違う気がする。
のである。それがわたしの生理的な基準である。
だいたい自分で書いていて絶望って何だ?
絶望なんざあない。
人間生まれて死ぬだけだ。
とスッキリ決めることが出来れば此程良いことはないと思うのに
わたしは・・・

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