期待

唐突だが人間、期待や信頼なんぞするから、裏切られたりする。
クレージーケンバンド横山剣さんにより、話題になった。
「円楽のプレイボーイ講座」の締めで三遊亭円楽師匠が
「わたしは人に裏切られたことがない。なぜなら人を信じたことがないから」
と仰っている。哀しいが事実かも知れない。
わたしも数年前までこと社会においてはそれに近かった。
現在インドネシア在住の後輩から大学時代
「痲酔さんはどうして人を信じないんですか?」
と問われたことがある。そうかもしれねえ、と反省したことがある。
確かに人を信頼しないのは楽であるかもしれない。
わたしは殆ど怒らない。己のこと以外で凹むことも少ない。
それは忍耐強さなどに端を発したものだと自惚れていたが、
実は信じないことで己を守っていただけではないか、と
自問自答した。残念ながらそうだったのであろう。
しかし、最近違ってきている。どうやら追いつめられてるようだ。
別段それは構わないのだが、余りにも非道い有様な気がする。
最近感情の起伏が激しい。元来そういう性分だから、
学習により押さえるため、人を信じなくなったのかもしれない。
それを反省とか自戒とかできていた時期は良かったが、
通り越して、人に期待してしまっている。
期待なんかしちゃいけない。信頼はいいのかもしれないけど。
期待も過剰じゃなけりゃいいんだろうが、
こちとらそのバランスが取れない。ガキなのである。
ある部分ではかなり幼少の内に完成されていた自我ではあるが、
それは自分を守るためのモノであり、人が関わってくるとそうもいかない。
そんなこと百も承知だが、その承知とて思っている程度のことで
心底解っているか疑問である。
こうなりゃまた引き籠もるしか在るまい。
実際に引き籠もるのは最早勇気が無くて出来ないから、
日常をこなしながら籠もるしかあるまい。
「雉も鳴かずば打たれまい」
ってことかね?
あまりにも哀しいが私如きそれで精一杯である。
とりあえず辞めた辞めた!
暫くはやめだ!
もともと弾かれてきた人間がちょっと調子に乗るとこれだ!
こんなことここに書いても不快な思いをする人も多いでしょうけども
これもバランスを保つ一貫なので失礼ながら、書きました。
あーあやんなっちゃうなあーあーおどろいた
てな具合でありんす。