東海大学海洋学部第40回・2004年度秋公演「やわらかな海に」東海大学清水校舎3号館4階3404教室

毎度の事ながら、今年も海洋祭の季節だ。
劇研も12年、40回公演を数え・・・随分と続いているね。
色々と整備して、今後も永続的にとは望んでおるよ。
40回公演は「やわらかな海に」といふタイトルで、
ダニエルキイス氏の「アルジャーノンに花束を」のアレンジ版。
違う言い回しをすれば、あれだ解釈劇?とそんな感じだ。
しかしまあそうフォローするのとは裏腹に解釈が含まれていると言う程画期的な変化は無かった。
ここは観客に対し、
「変に換えない方がいいでしょ?」
との問いかけであるとして受け取っておくか・・・
さてこの度は殆どが新人の出演であり、出演した新人の勢いが全体を作っていた。
パット見た目かなり人材不足というか、キャスト不足を抱えているであろう劇研にはかなりの朗報であり、これがなかなか感動した。
とにかくがむしゃらなのである。
其れ以外はとても誉められた代物ではないが、何かを訴えたくて、伝えたくて
一生懸命で、その「何か」が解らなくても、充分別の「何か」が伝わってきた。
恐らく伝えたいであろう、何かは解らない。どちらかといえば別に興味は持たせない。
でも充分生きてる感じが伝わってきたね。
しかも下品じゃなかったから、充分である。
もうそれだけ、今はそれだけを望んでいるから大満足だ。
感想が短い?たまにはいいんじゃないかね?
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/1192/