神々達の晩餐

東海大学海洋学部という我が母校に演劇研究会が創立したのはかれこれ12年ほど昔。
しかし私が入学前に当然前身の団体があり、私は其処に入会した。
高校生活に疲れ、地方の大学に入学した私にとって、其処は第二の家族のような存在だ。
その頃の先輩は私にとって、親父であり、母であり、兄であり、姉であるわけだ。
つまりルーツだ。どうやら私が現存しているのは彼ら第二の家族の存在なくして考えられないとすら思う。
さあ今日は私の第二の家族・・・いやいや第二の家族を生み出したルーツを編み出した神々達との晩餐である。
相も変わらず、甘え上手な末っ子のあたしの話を頷きながら聞いてくださる皆さん。
なんだか涙が出そうだ。脱帽である。
これからもこの遺伝子が永続していくことを私は望む。