こわれ瑶子 内藤瑶子展 @羽黒洞

最近しばしば上野駅に行く。
駅構内にブルーシールアイスクリームが特別に出店しているという理由もある。
だが一番の理由は自宅から近い大きな駅で、
入谷口前つまり、岩倉高校の前の道路が実に駐車しやすいからであろう。
彼処は便利だ。
で、駐車する。桟虚先生と磯崎恵一氏と待ち合わせ。
そうそう先日の代々木公園での芝生イベントのユニットのお二人である。
桟虚先生をパンダ口でひらい、中央改札で磯崎氏と合流。
様々談義を交わしながら、駅構内を脱出。ブルーシールは品切れと来た。
アトレはみはしの方から抜け、目前には映画館通り、信号渡ってじゅらくだ。
京成線の入口を素通りし、ピンク映画の方に渡って、
上野公園。不忍池だ。夏は葉っぱが生い茂り、池面は見えない。
下町風俗博物館は夏が似合っていると感じるのは私だけか?
音楽堂に向かい、当然その最中、桟虚先生は写めまくり(何が当然なのか?)
さあさあ公園を抜けると、湯島だ。古めかしいラブホテルが数軒軒を連ねる。
そこの天丼屋のかき揚げ丼はかき揚げが球形なんだよ。と蘊蓄。
大勝を抜け、信号渡って、池之端だ。
さあこのビルだよね。浸入したが判らない。困ったなあ。
適当にお二階に?
いやいや外を廻った方が、てんでアウトサイド。
桟虚先生から電話。
適当にお二階に行った桟虚先生辿り着いた模様。早合点の痲酔の敗北。
到着するや、個展を開いている先生である、内藤瑶子画伯何やらロビーで油を売っているよ。
其処に話しかける桟虚先生。合流した痲酔初遭遇。ムムム・・・
とまあ展覧会に入り、珈琲など出していただき、絵画などを拝見し、
煙草なんかも吸えて、何とも優雅な一時で〜す。
こういうのいいなあ。
のんびり絵画に囲まれる中、座談会が始まってたり、まったりムード。
これって凄くいいね。
途中で磯崎氏が彼の書き癖が瑶子画伯に似ていると吐露。
ホントなんですよ。字が似てるってそうない気がするので、ぐっときた。
瑶子画伯ホントに今日は有難い。
有難いなあ。こんな素敵なところでゆるゆるさせて貰えて私は感激ですじゃ。
私は絵のことは解らないけど、この空間は素晴らしい。
で、恐らくこの空間に所狭しと飾られた瑶子作品がその原因と捉えることが出来た。
瑶子画伯の作品はもの凄く癒しを感ずる。
癒しというと何だか語弊を生みそうだが、私はそう思う。
力強さの中にほっこりと暖かみを感じるのである。
これが小綺麗でリアリティのない作品だったら、ここはこんな空間にはなりえないであろう。
重厚感があるのに実に柔らかく暖かみを感じる。
それは瑶子画伯のパーソナリティもしかりである。
ご本人にお会いして尚更この作風の虜になる痲酔であった。
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