しずおか演劇祭実験劇場TRY'03「天守物語」 グランシップ

数として少ないとは存じ上げるがこのブログを定期的にご覧の皆様には認識していただけると思うが、
私にとって演劇を鑑賞するという行為は非日常的な対象ではない。
初心者の方も
当ページの本文上部に位置するカテゴリーに存在する[舞台]をクリックしていただければ、ご理解いただけるかとは思う。
日本にはこれだけたくさんの劇団やらが存在するにも関わらず、「演劇鑑賞」という娯楽はまだまだ一般的であるとは言い難い。
いやいや今後も一般的になるとは思えない。
例えば、履歴書の裏面の“趣味欄”に「音楽鑑賞」や「読書」と書くのは趣味がない事実を示すのと同意であるのに対し、演劇鑑賞は趣味として立派に自慢できる。
これは人口の少なさを如実に著した現象であろう。
映画を観る人は多いが演劇は見たことがないという人に私は数多く出会っている。
恐らく評論家さん、職業的な関係者、同一劇団の熱狂的なファン、親類縁者を除けば、私は鑑賞機会に恵まれた人間と言えるだろう。
現在私はこうみえて?関係者ではない。普通の人である。
そんな私すなわち「演劇鑑賞」を趣味といっても過言ではない私の周囲の人間でさえ、演劇未体験者が存在するのだから、充分一般的でないと言えるだろう。
さて、そんな私でも流石にこういった出来事に遭遇することはなかった。
つまり初体験の話。私的事件といってもよいか。
大袈裟に書いてるが、それはいつものこと。ぶっちゃけると同じ団体の同じ演目の公演を二度鑑賞したのだ。
例えば、ローリングストーンズの日本公演を二度観た待ちわびた熱狂的なファンなら判る。
しかし、私はこの集団の芝居を観るのは二度目だ。
確かに出演者に知人がいたから、納得できなくもないが、意外に初体験であった。
半年ほど前、本日の公演の情報を貰った。
その際かつて私が静岡に在住の際、仲良くしていた演劇関係者の妻。
つまり友人と結婚した相手とちと話をする機会があり、当公演の情報を得た。
その出し物には偶然、大学の後輩が出演するであろう事も聞かされた。
ならば、見に来たいなと単純に思ったものだ。
月日は流れ、配役が決まり、日程も決定。
2人は同じ出し物であっても、出演回が違うという。
困ったが、どうやら同じ日の昼間と夜間に別れたというので安心。
そして今日を迎えた。とそんなわけ。
ちなみに私の知人の団体のサイトは↓
http://stagespirits.fc2web.com/
で、奥様のじゅんきょさんも同じ団体だけど、個人サイトもあって↓
http://junkyo-m.hp.infoseek.co.jp/
また私の後輩の相澤ひかるさんのサイトは↓
http://www2.wbs.ne.jp/~homi/
あっこれ団体のサイトでもあるのか・・・
と宣伝。やっぱり関係者っぽいなあ。でも相澤さんとは数年ぶりの再会だったしなあ。
2回も観たし、原作も知っている噺だったので、一応触れておきますか・・・
また長いって怒られそうだな。暇なら働けよとも言われそうだ。
そうはいうけど、休憩時間と睡眠時間削って書いてるんだから、そこら辺はお許しを(誰に?)。
泉鏡花先生の「天守物語」。どうもこの噺はよく分からない。
雰囲気なんかは大好きだが、私の生活から考えると離れすぎているのは勿論だし、
全く接点がないから、夢見心地にあるかっていうとそうでもない。
ああ辞めた。書くのを。あんまり知らないことを無責任に時間さいてまで書くのはよろしくない。
判らないことを証明するための分析はあんまり意味がない気もするし。
2人とも良かったし、二回観たにも関わらず楽しかったし、新潟から戻った途端静岡に行ってる自身も笑えるし、
それでいいとしようか。

演目に対する私の物言いは今日はいいや。その内誰かに世間話として話そう。
ではではこれにて
http://www.granship.or.jp/