立川談志ひとり会〜秋三夜〜 第三夜 国立演芸場

実はガキの頃から、立川談志師匠の落語を聞き、しかもかなりのファンの癖に
この日記を書き始めて一度もそのことに触れてこなかった。
年に数回“独演会”に足を運んでいても、どうも恐れ多くて書けない。
こうして書いていながら、手が震えているのがよく分かる。
ちょっと異常なほどだ。
家元の高座に行っても、妙な緊張感で、とても落とし話を聞く大勢で着席していない。
己に気が付くし、座っているだけなのに、脂汗が耐えない。
何というか生命体としての違いをまざまざと見せつけられている気がしてしまう。
今日も行ってきた。やばいほどの緊張感で、蠢くことのろくになく。
だからもう感想なんて無理だ。冷静には判断できないし、する必要もない。
私にとっては神様である。
そんなに好きなら、弟子にでも成れば良かったのにと言われるが
そんな烏滸がましい。私如きそのような戯れを考えるだけでも失礼だ。
だからこんな処に書くことも私の感覚では笑止千万なのだが、今日は触れたくなった。
でももう此以上は書けない。やっぱり書かなければ良かった。
でも一応、私はそういう人間だというアピールを読んでる人にしておこうかなと思い
の行為と受け取ってもらえればいい。
唖の釣 死神 夕立勘五郎
の三席の大盤振る舞い。コメントはない。素晴らしい。
出来るだけ長生きして貰わないと困る。
http://www.danshi.co.jp/