新成人

ファイナルボーイズの浅田こと
蟲の猥℃こと、北京(元北京)が19歳で早生まれ
今年新成人であるという。
しかし宮崎県人の彼は大学生なのでテスト中につき
実家に戻れず、成人式を逃した
成人式とはいってもあのそのつまり
地方公共団体が主催する式典のことであり
昨今毎年騒がれている例の奴である。
しかし、毎年あんなに騒ぎになり
野次馬のわたしやマスコミ各社はそこそこ愉しんでいるが
実際主催する当事者たちは堪ったものではないだろうに。
堪ったものではないのであればいっそのこと辞めてしまえば
いいのに、何故かやめない市町村が多いと聞く
中止に反対している人がいるからという理由もあろうが、
やな思いをするならやめてしまうべきなのではないか?
しかしまあ実際やることによるメリットもあるのかもな
TVに取り上げられて村おこしの一貫とでもなるのかね?
そこまで斜に観ることもないか・・・
まあどうでもいい
さてわたしの成人式は10年前であるが、
当日はすっかり忘れていた。
当日わたしは夜勤でバイトをしている静岡の大学生であり、
朝方勤務を終え、駅に向かう途中、晴れ着の女性が屯していて
「今日はなんかあるのかな?」
と他人事の如くに捉えていた。
家に帰り、バタンキューで起きたらすっかり夜も更けていた。
ふと、電話に目をやると、点滅している。
留守番電話に何か吹き込まれている
「お前来ないの?」
といった内容が数件。まだピンとこない。
其処に親から電話。
「成人式はどうするの?」
「何が?」
「何がじゃなくて成人式でしょ?」
ほんとに忘れていた。なんだ今日だったか?くらいの認識だった。
折角真っ白い羽織袴で出席しようと思ってたのにな。
そんなこんなで
北京に飯を奢った。和食だ。成人祝いだ。
まあ何だかよく判らないが、まあそいつにかこつけての駄弁りである。
おいらにとって興味深い人間は成人も糞もあるモノか、である。
まあいいやどうでも。
でもまあセレモニーは悪くねえかもな。
変なかっこうしてても怒られないしな。